2005. 05. 19
『ストリート・キッズ』 ドン・ウィンズロウ
A Cool Breeze on the Underground (1991)ドン・ウィンズロウ / 東江一紀 訳 / 創元推理文庫
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1976年5月。8月の民主党全国大会で副大統領候補に推されるはずの上院議員が、行方不明のわが娘を捜し出してほしいと言ってきた。期限は大会まで。ニール・ケアリーにとっての、長く切ない夏が始まった……。元ストリート・キッドが、ナイーブな心を減らず口の陰に隠して、胸のすく活躍を展開する! 個性きらめく新鮮な探偵物語。シリーズ第1弾。 (裏表紙より)
7月にニール・ケアリーシリーズ4作目の翻訳 『ウォータースライドをのぼれ』 が出ると聞いて嬉しくなり、久しぶりに一作目を読み返してみました。
あ〜、やっぱり好きだ、この作品。
生粋のニューヨーカーのニール・ケアリーは、コロンビア大学院で18世紀英文学を専攻する学生と、盟友会(ある銀行の秘密組織、顧客のためのトラブル処理係的存在)の探偵というふたつの顔を持つ。家出した上院議員の娘アリーを追い、彼女をロンドンで見かけたという情報をもとに、イギリスへと飛ぶが……。
これまでに邦訳されたシリーズ作品三作のうちでは、一作目のこれがいちばんおもしろいかな。ストリート・キッズだったニールが盟友会の探偵ジョー・グレアムに出会い、彼からプロの探偵術を叩き込まれる様子と、彼との擬似父子関係もしっかりと書かれているから。
映画化の話も進行しているそうですが……。
ニール役の俳優が誰なのかも気になるけど、美少女のアリー役をどんな女優がやるのかもかなり気になるなあ。
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