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2005. 04. 18

映画 『ガス燈』

ガス燈 コレクターズ・エディション

1944年の映画「ガス燈」の廉価版DVDが2月末に発売されていたことに、今頃気付く。
これ、19世紀末の霧深いロンドンを舞台にしたサスペンス映画なんですが(原作はパトリック・ハミルトンの戯曲)、数年前に主演のイングリット・バーグマン目当てでビデオを借りてきて観て、すっかり気に入ってしまった作品なのです。
もー、何がいちばんツボだったかって、ジョゼフ・コットン演じるキャメロン警部!!! スコットランドヤードの刑事(警視総監の補佐役らしい)なんですが、貴族を親戚に持ち、従僕がいるフラットに住んでいることから名門出身だと推測。ピーター卿とパーカー警部を足して二で割ったらこんな感じか、あるいはアレン警部か、といった感じの礼儀正しい紳士探偵キャラ。ヒロインの叔母が殺された10年前の未解決事件を密かに調べ直し、ここぞというときにヒロインを助けに来てくれるかっこよさ、おまけに12歳のときに当時人気があったプリマドンナの熱心な崇拝者だったというオマセ少年時代ぶりまで披露してくれて、観ている間中、私のツボは刺激されまくりだったのでした~。
もちろん、精神的に追い詰められていくヒロインの新妻ポーラ役を熱演しているイングリット・バーグマンも素晴らしいです(この作品でアカデミー主演女優賞を受賞しています)。音楽会に行くときの白いドレス姿がとっても素敵。妻をじわじわと追い詰めていく夫役のシャルル・ボワイエも、ネチネチいやらし~い怪演ぶり。
映画自体は、ヒッチコックの 「レベッカ」 に雰囲気がかなり似ています。もっとも、「レベッカ」の大ヒットぶりを見て、「じゃあ、うちもサスペンス映画でヒットを狙おう」って感じで作られた作品らしいので、当然と言えば当然…? ストーリーについては、よくよく考えてみると「?」と思ってしまうようなところがあるけど、他の部分が素晴らしいので、まあ、細かいところは気にしないことにする。
ちなみに、ジャケット写真はカラーになっていますが、本編はモノクロ映画。1880年代のロンドンの霧深い夜の雰囲気たっぷりです。

しかし、何が悲しいって、私は同じDVDを去年の8月に2倍近くの値段で買ったのよー!(泣)
(Amazonの商品ページだとこれですね。定価3129円。実際はもう少し安く買えたけど)
古い映画のDVDってすぐに入手困難になってしまいがちだから、発売された直後にあわてて買っておいたのにー! ほんの半年後に半額の値段で売り出すとは。しかも、パッケージも内容もまったく同じみたいだし。うぬぬ、ワーナーめ…。

まあ、とにかく、「レベッカ」など往年のサスペンス映画が好きな方にはお薦めできる作品です。1940年製作版も収録されているし(1944年版はリメイクらしいです。見比べてみると楽しい)、今なら1575円で買えるしね!(泣笑)

* Tag : 歴史/時代もの  

2005.04.18 23:06 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画&ミュージカル

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■ この記事へのコメント

 どうも、ごぶさたです。
 私も買っていました、3000円あまりの方ですが。しかも、まだ1940年版しか見ていません(^_^;) 見たら感想を書こうと思っていて、そのままになってしまいました。
 個人的にはこの映画、アンジェラ・ランズベリーがポイントですね。『ジェシカおばさん』の頃と同じ顔なもんですから。

 ジョセフ・コットンはミステリー映画に合います。探偵ものの俳優で真っ先に思い出すのがこの人。

by Enigma / URL at 2005.04.19 [編集]

Enigmaさんも、3000円のほうを買ってらっしゃいましたか(笑)
あのメイドさん、ジェシカおばさんだったんですねー。あとで知って驚きました。

ジョゼフ・コットンは、他に「疑惑の影」が印象に残っています。
この作品では探偵役ではなくて犯人役ですけど。

by Rie / URL at 2005.04.22 [編集]

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