* Caramel Tea *

Reading Diary

2007. 07. 11

『オセロー』 シェイクスピア

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ウィリアム・シェイクスピア / 福田恆存 訳 / 新潮文庫
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ところはヴェニス。旗手イアーゴーは、勇敢で誉れ高いムーア人の将軍オセローが、自分ではなくキャシオーを副官に任命したことに強い不満を募らせていた。議官ブラバンショーの美しい娘デズデモーナと結婚したばかりのオセローに、サイプロス島守備の任が下され、オセローは妻を伴って任地へと向かう。サイプロス島でイアーゴーは策略を巡らせてキャシオーを失脚させ、さらにオセローに対し、デズデモーナとキャシオーの不義密通を疑うように仕向ける…。

最近、いろいろとシェイクスピア作品から派生した作品に接することが多かったので、本家シェイクスピアも読んでみたくなりまして。
これから、1ヵ月に1冊、それが無理なようなら2ヵ月に1冊のペースで読んでいきたいな。
で、「四大悲劇」のなかから、子供向けシェイクスピア全集であらすじだけは知っていたけど、まだちゃんと読んだことのなかった 『オセロー』 を。

オセローは、なぜここまで妻を信用せずにイアーゴーを信じるんだろう…。もともとオセローには、年が離れているだとか民族が違うだとか、デズデモーナに対して気になるものを抱えていて、イアーゴーにつけこまれる下地があったのでしょうね。(とすれば、イアーゴーの悪だくみがなくとも、いつかはオセローとデズデモーナの間に亀裂が入っていたかもしれない)
個人的にはあまり好きになれない話だ。だって、デズデモーナがあまりに浮かばれないんだもの。夫を強く愛するがゆえに他の男性には目もくれなかったにも関わらず、夫はそれを信じてくれず、挙句の果てに殺されてしまう。おまけにその夫は「愛することを知らずして愛しすぎた男の身の上」なんてことを言う。それで殺されちゃうんじゃ、たまったもんじゃないわ。

2007.07.11 23:11 | Comments(0) | Trackback(0) | 海外文学

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