* Caramel Tea *

Reading Diary

2007. 07. 07

最近読んだ本

最近、ちょっと読書がスランプ気味です。
ペースはいつも通りなんだけど、読んでいても素直に楽しめないというか…。
感想がいつも以上に雑でいい加減なのもそのせいです。
しかし、今週末は台風直撃なので、家でおとなしく本読んでるしかない(笑)
以下は最近読んだ本の羅列。

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Amazon.co.jp で詳細を見るストラヴァガンザ 仮面の都
Stravaganza: City of Masks (2002)
メアリ・ホフマン / 乾侑美子 訳 / 小学館

ストラヴァガンザとは、時空をこえて、一つの世界からべつの世界へと旅することをいう。その旅人が、ストラヴァガンテだ。21世紀のロンドンの少年ルシアンは、ふとしたことで、時空をこえる術を身につけた。ストラヴァガンテとなったルシアンは、異次元の世界、16世紀のベレッツァへと旅立つ。大魔法使い、女公主、スパイ、マンドリエーレ…。ベレッツァで出会うふしぎな人たちとパラレルワールドの大冒険がはじまる。

設定は結構好みだったんだけど、その説明が多くてなかなか本筋に入らず、その後も盛り上がりに欠けるまま終わってしまったのが物足りない。敵役とその陰謀がチャチすぎるんだよなー。まあ、いちおう話が完結しているとはいえ、三部作(※1)の一作目なのでこんなものかな。
主人公のルシアンは、現代イギリスの16歳の少年だとは思えず…。両親とのやりとりからしても、もっと幼く見えます。
(※1 このシリーズの公式サイト覗きに行ったら、来年、シリーズ4作目が出るらしい)


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敵は海賊・海賊たちの憂鬱
神林長平 / ハヤカワ文庫JA

悪の源・宇宙海賊を一掃しようという太陽圏連合の次期首長候補アーマデュークが、火星の無法都市サベイジを訪れた。海賊王・匋冥と対決しようというのだ。その護衛と案内をおおせつかったのが宇宙海賊課刑事のアプロとラテル。だが、護るべきアーマデュークは偽者だった。本物はいったいどこに!? はたしてこれは海賊のしわざなのか?――黒ネコ型宇宙人アプロと、相棒のラテルが騒やかに繰りひろげるシリーズ第3弾! (裏表紙より)

最近、10年ぶりにシリーズ最新刊が出ましたが、まだ三巻目を読んでいる私。
まあ、そのうち追いつくでしょ(笑)


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Amazon.co.jp で詳細を見る血染めの部屋―大人のための幻想童話
The Bloody Chamber and other Stories (1981)
アンジェラ・カーター / 富士川義之 訳 / ちくま文庫

純白の処女の喉元に飾られた血の色の首飾り。さしこむ月光の中、下肢から血をしたたらせる狼少女…。女は、その身体の奥にいつも血の匂いを秘めている。赤頭巾、白雪姫、青ひげ、吸血鬼譚などに着想を得て、性のめざめと変容とを描く、セクシュアルで残酷な短編集。 (裏表紙より)

童話や昔話の数々をカーター風に語りなおしたもの。あらすじ紹介で謳われているほど、セクシュアルさや残酷さを強調した作品ではありません。
同じような趣向の短篇集 『ブラック・ヴィーナス』 が素晴らしかったのでこちらにも期待していたのですが、前者ほど楽しめませんでした。題材の問題かしら。


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この荒々しい魔術
This Rough Magic (1964)
メアリー・スチュアート / 丸谷才一 訳 / 筑摩書房 世界ロマン文庫02

若い無名女優ルーシーは、贅沢なヴァカンスを期待して、紺碧の地中海に浮かぶ緑の島を訪れるが、彼女を待っていたのは得体の知れぬ不吉な影だった――波間のイルカを狙う謎の銃声、農婦の双児の兄スピローのふしぎな失踪、浜辺に流れついた溺死体。そしてある夜、彼女は意外な事実を耳にする。当代随一の人気女流作者の令名にたがわぬロマンチック・スリラー。 (裏表紙より)

ギリシャのコルフ島を舞台にした、若い女性の冒険小説。
題名の「この荒々しい魔術」は、シェイクスピアの 『テンペスト(あらし)』 からの引用。コルフ島はこの戯曲の舞台だと言われているらしいし、他にも作中のセリフや登場人物の名前に引用されていたり、引退したシェイクスピア俳優が登場したりと、さまざまな形で 『テンペスト』 が使われています。
ロマンス要素も出てきますが、サスペンス寄りの作品ですね(そのロマンスのベタさには思わず笑ってしまったけど)。だけど、中盤で早くも犯人が明かされてしまうのが(いくら冒頭からバレバレとはいえ)ちょっと……もう少し引っ張ってほしかったな。

* Tag : アンジェラ・カーター  

2007.07.07 23:42 | Comments(0) | Trackback(0) | その他の話題・雑記

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