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Reading Diary

2011年07月の記事一覧

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2011. 07. 03

5月に読んだ本まとめ

「6月に読んだ本まとめ」を更新する時期なのに、今更「5月」なんです、ええ。


剣姫―グレイスリング (ハヤカワ文庫FT)
Graceling (2008)
クリスティン・カショア / 早川書房 (2011/05)

「賜」と呼ばれる一芸に秀でた人々がいる世界。殺しの賜を持つミッドランド国のカーツァ姫は、伯父である王に暗殺者として酷使される一方、秘密組織を作って人助けをしていた。あるとき拉致されたリーニッド国の王父を救出したカーツァは、リーニッドの末の王子ポオと誘拐事件の真相を追うことになる。
カーツァもポオも好感の持てるキャラクターで、最後まで楽しく読めました。ミッドランドでのカーツァの仲間であるラフィン王子や近衛隊長オールも良いキャラだったのに、後半部分でほとんど登場しないのは残念だった。某国王との対決が思ったよりもあっさり片付いてしまったし、後半部分よりも前半のほうがよりおもしろかったなー。


エリアナンの魔女5 薔薇と茨の塔 (上)
The Crused Towers (1999)
ケイト・フォーサイス / 徳間書店 (2011/05)

またまた容赦ない展開が続くのだけど、相変わらず、イサボーに特に容赦ないわーw
ラクランは割とまともに王様しているので、「この人、大丈夫なのか…?」という心配はあまりなくなりましたが(笑)、代わりに心配になってきたのが、「これ、あと1冊でちゃんと収集がつくのか…?」。国内はマヤに「赤の憲兵」、国外はフェアジーンにティルソワレー、まさしく内憂外患状態すぎる。
マヤはなー、読めば読むほど嫌いになっていく。途中の巻では同情できる要素もあると思ったんだけど。自分がさんざん酷いことしてきたのを棚に上げて、何、被害者ぶってるのよ。逆恨みもいいとこ。ラクランをあんな身体にしたのは自分なのに「妖」呼ばわりもひどいよな。ブロンウェンのことも、我が子かわいさではなく、自分が権力を取り戻すための手段としてしか見ていない節もあるし。


きみに出会うとき
When You Reach Me (2009)
レベッカ・ステッド / 東京創元社 (2011/04)

ニューヨークで母と暮らす少女ミランダのもとに、まるで未来を知っているかのような“あなた”からの不思議なメッセージが届き始める……。
ちょっとだけ切ないけれども、爽やかな少女の成長物語。ミランダがなかなかタイムトラベルの矛盾を理解しようとしないところにイライラさせられたんだけど、そこが伏線になっていたんだなー。


ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS)
小野不由美 / メディアファクトリー (2011/05)


ピエタ
大島真寿美 / ポプラ社 (2011/02)

孤児を養育するピエタ慈善院で育ったエミーリア。ある日、ピエタで音楽の指導をしていた作曲家ヴィヴァルディの訃報が届く。エミーリアは消えた一枚のヴィヴァルディの楽譜の行方を追うことになるが、それは彼女自身の過去を呼び覚ますのだった……。
18世紀の水の都ヴェネツィアが舞台で、登場人物はもちろん当時の人々なのだけど、ものの考え方がどう見ても現代の日本人なところに違和感……。当時の向こうの人たちというのはもっと割り切っていると思うんだよなあ、いや、もちろん本当はどうだったかはわからないけれども。私が普段翻訳ものばかり読んでいるからかなあ。作品自体の問題というよりも、読み手の私側の問題かもね。


永遠の女王 (創元推理文庫)
メリッサ・マール / 東京創元社 (2011/03)

ちょっとダークで現代的なフェアリーテイル、「フェアリー・コート・シリーズ」の3冊目。私、これって、3冊で完結だと思い込んでたんだけど、違ったのね。まだ続くようです。……私が注意散漫になってたせいだろうけど、今回は、登場人物たちが、何を考えて、何をしたいのか、ほとんど理解できずに読んでた。セスはなー、アッシュリン以外に自分の世界がない(友人とか仕事とか)というのが、なんとも現実味の感じられない設定なんだよなー。おまけに、アッシュリンの側に居続けるために、かえって彼女を心配させて苦しめて、本末転倒すぎる。


テニスコートの謎 (創元推理文庫 M カ 1-22)
The Problem of the Wire Cage (1939)
ディクスン・カー / 東京創元社 (1982/04)

フェル博士もの。


ミストボーン―霧の落とし子〈3〉白き海の踊り手 (ハヤカワ文庫FT)
ブランドン・サンダースン / 早川書房

ミストボーン―霧の落とし子〈2〉赤き血の太陽 (ハヤカワ文庫FT)
ブランドン・サンダースン / 早川書房

ミストボーン―霧の落とし子〈1〉灰色の帝国 (ハヤカワ文庫FT)
ブランドン・サンダースン / 早川書房


ロウフィールド館の惨劇 (角川文庫 (5709))
A Judgment in Stone (1977)
ルース・レンデル / 角川書店 (1984/06)

「ユーニス・パーチマンがカヴァデイル一家を殺したのは、読み書きができなかったためである」。訳者あとがきには、平和なアッパー・ミドルの家庭に家政婦として入り込んだ怪物、みたいな書かれ方をされていたが、ユーニス個人の異常性の問題というよりも、イギリスの階級制度の問題のほうが大きいような気がする。
内容が内容だし、著者がルース・レンデルということで(かなり前にウェクスフォード警部シリーズを何冊か読みました)、暗くて重い話かと予想していたけれど、どことなくユーモラスさすら漂い、思ったよりも読みやすい作品だった。

※つい最近、映像化作品がDVD化されてるのね。
沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇 [DVD]
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2011.07.03 22:12 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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読んだ本の感想メモ、気になる本の情報など。翻訳小説が中心です。特に好きなのは、海外古典ミステリと19世紀イギリス文学。
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