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Reading Diary

2010年02月の記事一覧

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2010. 02. 03

1月に読んだ本

1月に読んだ本のまとめ。
ひとこと感想は、おもにツイッターから引っ張ってきたものです。
なんだか、女性霊能力者探偵特集みたいになってるぞ。(他にもそういう作品があれば読んでみたいけど)


失踪当時の服装は (創元推理文庫)
ヒラリー・ウォー / 東京創元社 (1960-11)

この題名って、単に「女子大生行方不明事件」という本の内容を表しているだけかと思っていたら、最後のほうになって意味を持ってくるんだなー。


ストーリー・ガール (角川文庫)
モンゴメリ / 角川書店 (2010-01)

プリンス・エドワード島を舞台に、物語を語る才能を持つストーリー・ガール(本名セーラ・スタンリー)を中心として、いとこの少年少女たちの牧歌的で美しい夏の日々を描いた物語。中高生のときに一度読んでいるんだけど、こんなに面白く感じられたっけ。子供たちのドタバタが楽しい。続編 『黄金の道』 も、ぜひぜひ文庫化希望。この 『ストーリー・ガール』 は、海外ドラマ「アボンリーへの道」の元ネタになった本なんだけど、あらためて読んでみると、ドラマのセーラとフェリシティーは適役だったなーと思う。ちなみに私はフェリシティーびいきでございます。口うるさいけれど料理上手な美少女かわいいー。(以前に篠崎書林から刊行されていた単行本の文庫化)


たましくる イタコ千歳のあやかし事件帖
堀川アサコ / 新潮社 (2009-10)

昭和初期の青森を舞台に、美人イタコの千歳(ちとせ)と東京出身のモガの幸代が探偵コンビとなる、オカルチック・ミステリ連作集。著者のデビュー作『闇鏡』(ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作)がおもしろかったので、2作目も読んでみた。いちばん気に入ったのは、現実と過去と夢が溶けあう迷宮のような「インソムニア」。


不死の怪物 (文春文庫)
ジェシー・ダグラス・ケルーシュ / 文藝春秋 (2002-01)

領主一族に先祖代々とりついている「怪物」の呪いに美しき女性霊能者が挑むという、探偵小説とゴシック・ホラーが融合した、1920年代のホラー・ミステリ。初読時は一気読みだったが、再読してもおもしろかった。こんな感じの昔のホラー小説をもっと読んでみたいなあ。ところで、初読時には「不死の怪物」との対決場面でルナ・バーテンデールが何をしているのかよくわかっていなかったんだけど、あれって北欧神話そのものだったのか。


 シャドウランド〈上〉 (創元推理文庫)
シャドウランド〈下〉 (創元推理文庫)
ピーター・ストラウブ / 東京創元社 (2002-12)


氷姫―エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)
カミラ・レックバリ / 集英社 (2009-08)

スウェーデンのミステリ。


時の娘 ロマンティック時間SF傑作選 (創元SF文庫)
ジャック・フィニイ、ロバート・F・ヤング他 / 東京創元社 (2009-10)

これを読んで、私には「ロマンティック時間SFマインド」(今作りました)が欠けているんだな、と気づきました。長編でも 『ジェニーの肖像』 『リプレイ』 『ある日どこかで』 『時のかなたの恋人』 などなど、いろいろと読んでるけど、いまいちピンとこなかったものな。でも、収録作のなかでロバート・F・ヤングの「時が新しかったころ」は良かった。表題作のC・L・ハーネス「時の娘」は、逆にちょっと怖いと思った。


蝶の夢―乱神館記 (アジア本格リーグ)
水天一色 / 講談社 (2009-11)

「アジア本格リーグ」の中国編。新進女性作家による、降霊術を生業とする女性が探偵役の時代ミステリーということで、興味を持って読んでみた。アガサ・クリスティー風の人間ドラマを、唐の時代の中国に持ち込んだ感じ。ややスペック高すぎ気味の主人公・離春や、小生意気な助手役の少女など、キャラクター造形に少々鼻につく部分があるものの(でも、「終幕」での離春かわいいよ離春)、おもしろかった。シリーズになっているそうなので続編もぜひ翻訳していただきたいけれど、このレーベルでは難しいかしら。(しかし、この作品、事件の真相を語る場面がやたら長い。100ページほどを残した時点で「名探偵 皆を集めて さてと言い」が始まってしまい、「あれ早過ぎない? まだ、もう一波乱あるのかな」と思ったら、残り100ページ、離春が延々と真相を語り続ける場面だった……)
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2010.02.03 23:00 | Comments(4) | Trackback(0) | 未分類

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読んだ本の感想メモ、気になる本の情報など。翻訳小説が中心です。特に好きなのは、海外古典ミステリと19世紀イギリス文学。
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