* Caramel Tea *

Reading Diary

2009年05月の記事一覧

--. --. --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- --:-- | スポンサー広告

2009. 05. 05

読了メモ 『魔法の玩具店』

5連休の真っ最中です。
実は連休の直前の4月28日に熱を出して、三日間寝込んでしまいまして……(5月1日には出勤できましたが、でなければ私だけ9連休にしてしまうところだった……)
その風邪がどうも治りきっていなくて、連休中も家でおとなしくしてます……つまり、本を読んで昼寝するという毎日を送ってるってこと。


魔法の玩具店
The Magic Toyshop (1967)
アンジェラ・カーター / 植松みどり 訳 / 河出書房新社
1988-01

現実と夢の間をさ迷う、純白のウェディング・ドレスの少女メラニー。血染めのドレスに暗示される、両親の突然の死。メラニーは、奇怪な玩具店の経営者、繰り人形に異常な執着を示す叔父フィリップの欲望に巻きこまれていく…。性の目覚めとそれに伴う様々な喪失。少女の成長の痛みを鮮烈に捉えた、いまイギリスで最も注目を集めているアンジェラ・カーターの意欲作。 (「BOOK」データベースより)

田園地方で裕福な暮らしをしていた15歳の少女メラニーは、突然の事故で両親を失い、模型作りに夢中の弟やまだ幼い妹とともに、一度も会ったことのない叔父の家で暮らすことになる。ロンドンの下町で叔父が営む玩具店には、結婚の夜に言葉を失くしてしまった叔父の妻と、彼女の年若い二人の弟が同居しており、叔父はその一家を暴君として支配していたのだった。
悪魔的な叔父に虐げられる若い娘、というゴシック小説の枠組みに、少女が女になっていく苦い成長物語を融合させた小説。
メラニーが叔父にグロテスクな白鳥の人形と演じさせられる「白鳥とレダ」のエピソードなど、様々な象徴と暗示に満ち満ちた作品なんだけど、自分にはそれらをうまく読み取れないのが歯がゆい。

ところで、左上の表紙絵は洋書(Penguinのペーパーバック)のものなんだけど、大きな画像で見てみると、オレンジのペンギンのマークまでが……!
スポンサーサイト

2009.05.05 23:40 | Comments(0) | Trackback(0) | 海外文学

* Site Info

読んだ本の感想メモ、気になる本の情報など。翻訳小説が中心です。特に好きなのは、海外古典ミステリと19世紀イギリス文学。
[ 管理人 : Rie ]

* Search

* Recent Entries

* Categories

* Tag List

* Archives

* Other


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。