* Caramel Tea *

Reading Diary

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2008. 06. 29

おさぼりちゅう

最近、何事に対してもやる気を喪失していて、読んだ本の感想を書くのも面倒くさくなってます……。
『ワイルダーの手』 はとっくに読み終わってるし、その後にグラディス・ミッチェルとかフレッド・ヴァルガスとかも読んじゃったんですけど。(いや、本を読むことに関してだけは気力があるようだ……)


昨日、出掛けたついでに大きな本屋に寄ったら、新潮文庫の7月の新刊のバッジ・ウィルソン 『こんにちは アン(上)』『こんにちは アン(下)』 がもう出ていました。
『赤毛のアン』 のアンがグリーンゲイブルスにやってくる前の話なんだけど、帯には「アニメ化」の文字が。
結局買わなかったんですが、アニメ化するのなら読んでみようかなあ。
http://ameblo.jp/anne100/entry-10077271710.html
↑ こちらのブログによると、モンゴメリの子孫の方々が依頼して書いてもらったもののようだし、モンゴメリ研究者も絶賛しているそうだし。


新潮文庫と言えば、大手出版社の「夏の100冊」キャンペーンが始まっているようですね。
新潮のエコバックや、角川のブックカバーは欲しいなーと思うんですが、買いたいような本がないんだよなあ……。
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2008.06.29 12:31 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

2008. 06. 15

ヴィクトリア朝サスペンス×2

なんだかビミョーにやる気がなくて、読んだ本の感想書くのサボリ気味です……。

レ・ファニュのゴシック・スリラー 『ワイルダーの手』 を読み始めました。
親戚ながら代々醜い争いを繰り広げてきたワイルダー家とブランドン家。ワイルダー家の若き当主マークとブランドン家の女相続人ドーカスの結婚によって、その争いに終止符が打たれようとしていた……というところから物語は始まります。
何の前知識もなしで読み始めたのですが、このツンツンした黒髪美人ドーカスと、その従姉妹で気丈な金髪美人のレイチェル・レイクの二人がダブルヒロインなのかな? それに対し、マークやレイチェルの兄スタンリー・レイク大尉といった男性陣が、腹黒・性悪などロクデナシばかりなのがおもしろい。
でもって、語り手の青年チャールズ・ド・クレスロンがなんだか……キモイ。この人、二人の結婚に際しての財産上の契約手続きを手伝ってほしいと旧友のマークに呼ばれたのですが、実はマークのことをあまり好いてはいません。でも、ドーカスが絶世の美女であることを噂で知っている彼は、政略結婚なのでドーカスはマークを愛しているわけではないだろうと考え、「好奇心に横恋慕めいた感情がちらつき」、つまり「あわよくば自分が……」という下心アリアリでブランドン邸へいそいそとやってきます。想像以上のドーカスの美しさに舞い上がったチャールズはなんとか彼女に取り入ろうとしますが、はにかみ屋だわ口下手だわで会話は盛り上がらずに白けきってしまい、ドーカスはそれをフォローしようとさえしません。自分に親切にしてくれないドーカスのことを、内心で「つれない」「高慢」「よほどずぶといのか世間知らずなのか」だのとなじるチャールズ。それでいて、彼女から何か話しかけられると、有頂天のあまり、テンパってしどろもどろに……。あー、これは痛すぎる……(笑)。
そんなチャールズの寝室に、真夜中に老人の幽霊(?)が現れ、「マーク・ワイルダーはこの女を娶るなかれ、さもなくば生きながら埋葬され、ふたたび起つことあるまじ」と告げる……という感じに物語は進んでいきます。(美女ではなく老人の幽霊に夜這いされるとは……チャールズ、ますます可哀相な奴だな/笑)


ワイルダーの手 (上)・(下)
Wylder's Hand (1864)
J・S・レ・ファニュ / 日夏響 訳 / 国書刊行会 (世界幻想文学大系23)

『吸血鬼カーミラ』『アンクル叔父』の著者であり、ブロンテ姉妹への主要な影響源となった、神秘と恐怖と戦慄の創造者レ・ファニュの、超自然と犯罪劇がおりなす長篇スリラー。 (上巻の帯より)
ワイルダーの謎の失踪、奇妙な手紙、紋章“よみがえらん”の予言……陰謀、殺人、復讐の渦巻くヴィクトリアン・ゴシックスリラーの代表作、いよいよ大団円! (下巻より)




Amazon.co.uk: Affinity [2008]: Anna Madeley, Zoe Tapper, Amanda Plummer: DVDところで、レ・ファニュはヴィクトリア朝の作家ですが、ヴィクトリア朝と言えば……
サラ・ウォーターズ 『半身』 が原作の "Affinity" のDVDが、amazon.co.ukで予約できるようになってた。
http://www.amazon.co.uk/Affinity-Anna-Madeley/dp/B000XJF080/
これ、イギリスのITVがドラマ化したものだよね。
ドラマ化のことはこのブログでも以前ちらっと書いたことがあって、いつ放送されるのかなと思って、ときどきITVのサイトをチェックしていたんですが……。春予定だったのが延びたみたいで、ITVではまだ放送されていない模様。
テレビで放送する前から、DVDの予約が始まってるのか。
さらに調べてみたら、今月下旬にサン・フランシスコで開かれる「San Francisco International Lesbian and Gay film festival」で上映されるらしい。
Affinity | Frameline32 | Tim Fywell | USA

* Tag : レ・ファニュ  

2008.06.15 17:54 | Comments(0) | Trackback(0) | 海外文学-19世紀

2008. 06. 11

『カスに向かって撃て!』 ジャネット・イヴァノヴィッチ

Ten Big Ones (1994)
ジャネット・イヴァノヴィッチ / 細美遥子 訳 / 集英社文庫
[ Amazon ]

あたしはステファニー・プラム。裁判と保釈金をぶっちぎる不届き者を捕まえる、バウンティ・ハンターをしている。たまたま強盗の顔を目撃してしまったばかりに、少年ギャング団に命を狙われるハメになったあたしは、謎多き同業者、レンジャーの留守宅に隠れることになって……。危険も謎もイイ男も、何故かこの女を放っておけない、大人気・大爆笑のシリーズが、集英社文庫で登場。 (裏表紙より)

ステファニー・プラムシリーズ10作目。これまで扶桑社文庫で出ていたのが、今作から集英社文庫にお引越し。
初っ端でステフの車が爆発炎上するところから始まり、今回もゲラゲラ笑いながら読めておもしろかったんだけど、ここのところずっと、事件がステフひとりの手に負えず、絶体絶命のピンチのところで誰かに助けてもらうという状況が何作も続いているのが、やっぱり気になるなあ。ステフ自身の手で事件にケリをつけるところが見たいよ。
ところで、解説をニュースキャスターの安藤優子が書いているんだけど、何が言いたいのかよくわからんかった。

7月の文庫新刊情報に
「集英社文庫 バスルームより気合をこめて ジャネット・イヴァノビッチ 細美遙子」
というのがありました。
集英社文庫で訳者が細美さんというところからして、プラムシリーズの11作目かな?
だとすると、この 『カスに~』 が2月に出たばかりで、かなり早い刊行ペースだよね。(半年に一作ペース?)
[追記: 題名は 『バスルームから気合いを込めて』 になったらしい。それにプラムシリーズの11作目ということで合っていたみたい]

2008.06.11 23:56 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2008. 06. 07

氷室冴子さん

銀金の続きがいつまで経っても出なくって、どうしていらっしゃるのかなとは思っていましたが、こんな形で知ることになるなんて……。
『なんて素敵にジャパネスク』 が大好きでした……というか、今でも好きです。本棚に並べてあります。
角川のオルコットやジーン・ポーターなど海外古典少女小説「マイディア・ストーリー」シリーズを読むことが出来たのも、氷室先生のおかげ(『マイ・ディア―親愛なる物語』)でした。
ご冥福をお祈りします。

2008.06.07 15:42 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

2008. 06. 05

『ウースター家の掟 ウッドハウス・コレクション(4)』

Amazon.co.jp で詳細を見るThe Code of the Woosters (1938)
P・G・ウッドハウス / 森村たまき 訳 / 国書刊行会
[ Amazon ]

婚約者マデラインの実家トトレイ・タワーズに滞在中のガッシーから、仲違いをしたので助けてくれという電報をもらったバーティー。さらに、ダリア叔母さんから、マデラインの父親サー・ワトキン・バセットに横取りされたトム叔父さんのウシ型クリーマーを奪取すべく脅迫命じられる。かくしてトトレイ・タワーズに赴くことになったのだが、治安判事のサー・ワトキンはバーティーを窃盗の常習犯だと思い込んでいて……。

ウッドハウス・スペシャル新刊の 『エッグ氏、ビーン氏、クランペット氏』 が少し前に出ていますが、ジーヴスもので一冊だけ読み残していたこちらを先に読みました。
『よしきた、ジーヴス』 に続く、長編3作目。
うーむ、ジーヴスものはやっぱり長編よりも短編のほうが好きだなー。特にこの作品は、終盤のカタルシスが足りない……。今回は、ジーヴスのお手柄というよりも、ジュニア・ガニュメデ・クラブのお手柄だもんねえ。しかし、このクラブって、ホント、恐怖の団体だわ(笑)。

ジーヴス・シリーズ登場人物リストに、本書の分を追加しました。
http://www012.upp.so-net.ne.jp/carameltea/book/jeeves.html
これで、既刊分すべて埋まった~。
しかし、国書刊行会版は、翻訳順と原書刊行順がバラバラになっているので、作中の時系列がちょっとこんがらがってきてしまいました……(例えば、4番目に出たこの 『ウースター家の掟』 は6番目に出た長編 『サンキュー、ジーヴス』 よりも後の話なんですよね)。登場人物リストのあとに、原書刊行順リストを載せておきましたが、やっぱりややこしいなあ。もっとわかりやすく出来ないか、また考えてみないと。

* Tag : P・G・ウッドハウス  

2008.06.05 23:44 | Comments(0) | Trackback(0) | 海外文学-20世紀前半

2008. 06. 03

エリザベス・デイリイ

藤原編集室さんのサイトの「注目の新刊」を見て知ったんですけど、長崎出版Gem Collectionの6月刊行分は、エリザベス・デイリー 『殺人への扉』 なんですね~!
このクラシック・ミステリ翻訳ブームのなか、どこかの出版社がデイリー訳してくれないかなあと思っていたんだけど、やっと叶った(笑)。
ハヤカワのポケミスからは、「エリザベス・デイリイ」として2作翻訳されています。
デビュー作 『予期せぬ夜』 の簡単すぎる感想はこちら
3作目 『二巻の殺人』 はメモを取っただけで感想書いてないんですけど、ビブリオミステリです。(出来はいまいちだったような……)
『二巻~』 には、『予期~』 では登場しなかったヘンリー・ガーマジ(シリーズ探偵)の助手ハロルドが出てきて、彼のガーマジ大好きっぷりがすごかった。いや、「大好き」を通り越して、ガーマジしか見えてなかった。そのせいで客がいることにも気づかずに足を踏んでしまったりするんだから。ガーマジとの間で作った暗号を後生大事にしているという場面もあって(ガーマジ&友人Aとハロルドの二手に分かれて捜査することになるんですが、ハロルドが「自分がガーマジと一緒に行きたい」とゴネるんです。ガーマジが「だったら、秘密の連絡を取るためにAに我々の暗号を教えなきゃいけなくなるけど、それでもいいの?」と諭すと、ハロルドは渋々諦めるといった顛末)、エリザベス・デイリイって腐女子さんだったのか!とか思いました。まあ、そこまで細かく覚えている私もどうよ、って感じなんですが、それだけインパクトが強かったってことで。
他にもハロルドは、着ている服の趣味がすごいだとか、ジャンクフードを一人孤独に食べるのが好きとか、なかなか強烈なキャラクター付けをされていて、まあ結局何が言いたいのかと言いますと、『殺人への扉』 でもハロルドくんは活躍するのでしょうか?

次は、どこかの出版社がマクロイの未訳作品を出してくれるように祈っておこう。

2008.06.03 23:08 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2008. 06. 01

『ある貴婦人の肖像』 ペトラ・エルカー

Amazon.co.jp で詳細を見るDas Bild der alten Dame (1999)
ペトラ・エルカー / 小津薫 訳 / 扶桑社ミステリー
[ Amazon ]

英仏海峡の風光明媚な島に住む貴婦人のもとから、印象派の絵画が盗まれた。それから33年、突然その絵が彼女のもとへもどってきた――女性記者レオは、気が進まないまま、この奇妙な事件の取材をはじめた。だが、事態は異様な展開を見せる。なんとドイツの富豪が、同じ絵画を所有していたのだ。やがて、背後に国際的な犯罪が姿を見せはじめ、ついに死者が出る! 果敢に危地に飛びこむレオが、命がけでつかんだ驚くべき真相とは? 傑作美術ミステリー。 (裏表紙より)

同名のヘンリー・ジェイムズの小説の映画化作品とはなんの関係もなし。
ドイツ人女性が書いた絵画ミステリーなんですが、物語の半分はイギリスのチャンネル諸島のジャージー島、もう半分はドイツのハンブルクが舞台となっています。
主人公レオにとって、実に都合よく展開されていく話である。彼女が出歩くたびに、事件の手がかりが向こうから寄ってきてくれる。そして、レオが立ち聞きできる状況にいるときに、悪党一味が絶妙のタイミングで密談をしてくれる。しかも、最初から事件のあらましをおさらいする説明口調で。なんて親切なのかしら。さらに、それが元でレオが危機に陥っても、これまたタイミングよく警察が助けに来てくれるのだ。そのパターンが一度ならず二度までも。
他にも、AとBの間には接点がないはず……というのが謎の一部になっていたのに、実はAがBのことをド忘れしていただけでした~、とかさ何なんだよ、それはー!
老婦人の思い出の印象派の絵画が33年ぶりに何者かから送り返されてきた……という導入部はなかなか良かったのに、主人公も作者もよく考えずに行き当たりばったりで、なんとも脱力感を誘われる作品でした。

ついでに、どーでもいいことなんですが、翻訳で気になったのが一箇所。ジャージー島にやってきたレオが、「レストランでクリーム紅茶を飲もう」と計画を立てる場面があります。これって、多分、「Cream Tea」のことだよね。イギリスでは、クロテッドクリーム付きのスコーンと紅茶のセットのことを「クリームティー」と呼ぶんですよね。

2008.06.01 18:47 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

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