* Caramel Tea *

Reading Diary

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2006. 11. 30

読書中の本 『ナイルに死す』

12月5日~7日&11日~14日に、NHK-BS2で「名探偵ポワロ」と「ミス・マープル」の新作ドラマ7作が放送されます。
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/agatha/index.html

前回放送分の「ナイルに死す」が録画したままになっていたのを思い出し、「新しいのが放送される前に観てしまおう」と思って観てみたら、とてもおもしろく、原作が読みたくなって本棚から引っ張り出してきました。
というわけで、ただいま 『ナイルに死す』 を再読中。
原作では登場人物がたくさんいるのを、ドラマではバッサリ削っていたんだなー。(犯人だけはしっかり覚えていたのに、他の部分はすっかり忘れてた…)
ドラマでもそうだったんですが、サイドストーリーとなっている脇役たちの話が楽しい。

『ナイルに死す』
アガサ・クリスティー / 早川書房

※リンク先&画像はクリスティー文庫版ですが、私が持っているのはハヤカワ・ミステリ文庫版。訳者名が同じなので、中身の訳文は変わっていないはず。


ついでに、Yahoo!動画でも、「名探偵ポワロ」24本を12月15日まで無料配信中。
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00012/v00598/
「シャーロック・ホームズの冒険」も観られます)
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* Tag : アガサ・クリスティ  

2006.11.30 00:36 | Comments(2) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2006. 11. 22

『ジョン・ブルの誇り』 レイ・ハリスン & 『わが愛しのローラ』

French Ordinary Murder (1983)
レイ・ハリスン / 高田恵子 訳 / 創元推理文庫
[ Amazon ]

1890年晩秋。霧深いロンドンの高架下で、その夜一人の男が殺害された。状況から追いはぎによる犯行の線は消えたが、ではなぜ、平凡な一市民がこのような最期を遂げたのか? 未亡人の窮状に接した市警察のブラッグ部長刑事は、真相究明を心に誓うが……。世紀末ロンドンに殺人犯を追う、たたきあげの硬骨漢ブラッグと貴族出身の新米巡査モートン。時代ミステリの新シリーズ登場。

全体的にかなり薄味。本格推理ではなくてブラッグとモートンの刑事ふたりの地道な捜査ぶりを描いた警察小説で、意外性には重点を置いていないのだろうけど、それにしても話があっさりしすぎなのでは……。(ちなみに、二人が所属しているのはスコットランド・ヤードではなくて、シティだけを管轄するロンドン市警察)
登場人物のほうも、終盤でびっくりさせられるような行動を取るブラッグは型にはまりきらない感じでおもしろいんだけど、モートンは、上流階級社会になじめなくて警察官になったというわりには行動がお金持ちのお坊ちゃま以外のなにものでもないのが、なんだかねえ……。
でもまあ、『下院議員の死』 『デスウォッチ』 とシリーズの続きが2作翻訳されているようなので、機会があったら読んでみたいと思います。

* * * * * * * * * *

ヴィクトリア朝を舞台にしたミステリというと、去年読んだジーン・スタッブス
『わが愛しのローラ』(ハヤカワ・ポケットミステリ)がおもしろかった。しかし、感想を書きそびれてしまったので、ここにちょっと書いておきます。
こちらも1890年のロンドンが舞台。クリスマスの夜に実業家の男性がウィンブルドンの自邸で毒を飲んで死んだ。自殺か他殺か? スコットランド・ヤードのリントット警部が捜査に乗り出す……という話。題名のローラというのは、死んだ男の若く美しい妻の名前で、話の中心人物となっています。最初は、冷血で厳格な夫との不幸な結婚生活に対するローラの愚痴っぽい心理描写が延々と続いてウンザリさせられるのですが、終盤でその印象ががらりと覆され、なかなか読み応えのある作品。時代描写も濃厚。警部が屋敷の使用人たちと話をする場面が多く、主人たちだけではなく使用人たちの生活や人間関係についても書き込まれているのも良かったです。
スタッブスは他に 『彩られた顔』 という翻訳があって、そちらも時代ミステリのようなので、そのうち読んでみるつもり。

* Tag : 歴史/時代もの  

2006.11.22 23:21 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2006. 11. 20

『死の相続』 セオドア・ロスコー

Amazon.co.jp で詳細を見るMurder on the Way! (1935)
セオドア・ロスコー / 横山啓明 訳 / 原書房
ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ
[ Amazon ]

ハイチに住む実業家が死に、屋敷には七人の相続関係者が集められた。「私の遺体は丘の上に深く埋め、棺には杭を打ちこむこと。財産は第一相続人にすべてを譲る。ただし、第一相続人が二十四時間以内に死んだ場合、第二相続人が権利を得る。第二相続人が二十四時間以内に死んだ場合には第三…」と奇妙な遺言が読み上げられる。遺言書をなぞるように屋敷では相続人が奇怪な死を迎えていき、そして最後に残された第七相続人に…。息詰まるサスペンスと驚天の仕掛けで読者を奈落に突き落とす黄金時代の異端児による怪作がついに登場。 (出版社の内容紹介より)

うはは、まさしく「怪作」だわ、これ(笑)。
鳴り響くヴードゥー教の儀式の太鼓や悪趣味な葬式と遺言などこれでもかとばかりに不穏さの過剰演出な舞台設定、人殺しも厭わなそうな怪物めいた相続人たち(「胡散臭い」というレベルを通り越してる)、ハイチ憲兵隊隊長ナルシースの強引でむちゃくちゃな捜査、次から次へと人が殺されていく大量虐殺っぷり、さらには凄惨な殺し合いやゾンビに率いられた地元民ゲリラの反乱までが起き、それでいて主人公の青年画家カーターズホールのどこかコメディアン気質な一人称語りという、何から何まで冗談のような話。
メインのトリックは早い段階で見当がついてしまうようなものだけど、第三・第四の犠牲者、杭や肖像画の件など、細かい部分がなかなか良く出来ていると思います。

ハイチでヴードゥー教でゾンビっていうと、デニス・ホイートリーの 『新・黒魔団』 を思い出しますが、あれもぶっ飛んでて楽しい話だったな~(笑)

2006.11.20 23:55 | Comments(2) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2006. 11. 16

『風の影 (上)・(下)』 カルロス・ルイス・サフォン

Amazon.co.jp で詳細を見る Amazon.co.jp で詳細を見る
La Sombra Del Viento (2001)
カルロス・ルイス・サフォン / 木村裕美 訳 / 集英社文庫
[ Amazon:上 ] [ Amazon:下 ]

1945年のバルセロナ。少年ダニエルは父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で『風の影』という小説に出会い、夢中になる。バルセロナ出身の著者フリアン・カラックスはわずかな著作をひっそりと出版したのみで、その人物像は謎に包まれていた。さらに奇妙な男がカラックスの本を手段を問わず入手しては、片っ端から焼き尽くしているという。その男と遭遇したダニエルは、カラックスの生涯を追い始めるが……。

「20世紀中頃のバルセロナを舞台にしてゴシック・ロマンをやってみました」という感じかな?
私の好みのネタのオンパレードのはずなんだけど、どうにもハマれなかった。現代小説の文章のなかでこれをやられると、なんだか、数々のお定まりの展開のツギハギに思えてきてしまって……。「翻案したら昼メロとしていけるんじゃないのー?」と思いつつ読んでた。
主人公のダニエルとフリアンは自分のことしか考えていない(というより、他人のことに考えをめぐらす余裕がない?)人物だし、さらにダニエルにちょっとばかり都合のいい展開になって、なんか白けた……。

[ ネタバレにつき以下反転 ]
フリアンが絶望して自分の本をすべて燃やしてしまおうとするまで追い詰められるには、ペネロペと赤ん坊の死を知っただけでは手ぬるい、ペネロペが実の妹だったと知るところまでやるべきだったのでは? そのほうが悲劇性も増したと思う。結局ヌリアに守られていたことにもなっちゃうし……。
それと、登場人物たちのその後を記したエピローグ。幸せそうなベアとは対照的なクララのみじめな末路に、著者の意地の悪さを感じた。ふーん、主人公の純情を踏みにじった女はその罰を受けなければならないってわけですか。特にクララの行動に悪い点があったとも思えないけど。



※ 集英社の 『風の影』 特設サイト
http://bunko.shueisha.co.jp/kaze/

2006.11.16 23:26 | Comments(0) | Trackback(0) | 海外文学

2006. 11. 13

急に寒くなってきた

11月に入ってから、あまり本が読めていません。
先週の金曜日から "Now Reading" になっている 『風の影』 も、週末は出かけていてほとんど読めず、今日からやっと本腰入れて読み始めた有様。
でも、読み出してみると、なかなかおもしろい。
スペインのバルセロナが舞台で、数年前に行ったときのことを思い出してなつかしい気分になりました。私にとっては「バルセロナ=ガウディ」というイメージが強いのですが(特にグエル公園がすごく素敵だった)、この小説にはガウディの建築物関連は出てこないのかなー。

* * * * * * * * * *

長崎出版のサイトに、海外ミステリGem Collectionシリーズ刊行予定がアップされていました。
そのなかでも個人的に注目なのは…

E・C・R・ロラック(E.C.R.Lorac)
◆Checkmate to Murder

エリザベス・フェラーズ(Elizabeth Ferrars)
◆The Lying Voices

素晴らしい。

2006.11.13 23:58 | Comments(4) | Trackback(0) | 未分類

2006. 11. 06

『猫の手』 ロジャー・スカーレット

Cat's Paw (1931)
ロジャー・スカーレット / 村上和久 訳 / 新樹社ミステリ
エラリー・クイーンのライヴァルたち 4
[ Amazon ]

陰気なゴシック様式の大邸宅に暮らす独身の大富豪マーティン・グリーノウは、金銭援助によって5人の甥と姪の人生を支配していた。75歳の誕生日、マーティンは甥たちと彼らの妻や婚約者を屋敷に集め、パーティーの席で甥たちの立場を揺るがす重大発表をする。その直後、マーティンが殺された。休暇から戻ったボストン警察のケイン警部は、友人の弁護士アンダーウッドや捜査を担当したモーラン部長刑事から話を聞いて、事件解決に乗り出す。

「猫の手」なんてかわいらしい題名ですが、スカーレットお得意の「陰気なお屋敷で横暴な老人が殺される<館もの>」。英語の「猫の手(cat's paw)」には「手先として利用される人」という意味があるそうで、作中では二重の意味で使われています。
『エンジェル家の殺人』 (→感想) や 『ローリング邸の殺人』 (→感想) ほどお屋敷自体の不気味さは強調されていないものの、その代わり、マーティンを取り囲む人々の人間関係に重点が置かれています。事件が起こるのは全体の半分を過ぎてからと遅く(そのせいで終盤のケインの真相解明場面は少々あわただしい気がする)、そこまでは登場人物の性格描写・一触即発の人間関係に費やされているのですが、それが事件の真相と密接に結びついており、「ああ、なるほど」と言いたくなりました。劇的なラストシーンも好きだ。
[ ネタバレにつき以下反転 ]
重要な証拠「猫の手の跡のついたカード」が読者に前もって提示されない件は、確かにアンフェアだけど、私はそれほど気にならなかったな。題名が「猫の手」であることで、何らかの形で関わってくるであろうことは予想できたし。
その反面、なぜ犯行時に銃声が聞こえなかったのか、至近距離から撃たれたのか離れたところから撃たれたのかぐらいは傷口を見てわからないのだろうか、という点が気になる。

[ 反転ここまで ]
しかし、この推理小説のいちばんの謎は、ハッチンスンとアミーリアみたいな二人がどうして結婚したか、だよなあ…。


ロジャー・スカーレットは 『エンジェル家の殺人』 を読んだときにはさほど興味をひかれる作家ではなかったんですが、『ローリング邸の殺人』 『猫の手』 と読んできて、ファンになっちゃったよ。欠点も目立つものの、伏線の張り方だとか作品全体の雰囲気が好み。でも、長編全5作のうち残り2作 『ビーコン街の殺人(密室二重殺人事件)』 『白魔』 は古い雑誌に載った抄訳しかないので、読む機会はないかなあ。論創社あたりが新訳で出してくれるといいんだけど。

* * * * * * * * * *

ところで、今年に入ってから新樹社の「エラリー・クイーンのライヴァルたち」シリーズを4冊中3冊読んだことに。まったく意図していなかったことなんですが。こうなったら、残る1冊のパトリック・クェンティン 『死を招く航海』 も今年中に読んでしまおうかなー。

* Tag : ロジャー・スカーレット  

2006.11.06 23:46 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2006. 11. 05

ミュージカル「ウーマン・イン・ホワイト」他

The Woman In White [Original Cast Recording]ウィルキー・コリンズのヴィクトリア朝サスペンス 『白衣の女』 が原作の、アンドリュー・ロイド=ウェバーの2004年の最新作ミュージカル「The Woman in White (ウーマン・イン・ホワイト)」。
ロンドンやNYでの公演が不評で早々と終了してしまったようなので、日本には来ないだろうなあ…とあきらめていたんですが、やるんですねー、日本公演。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061104-OHT1T00059.htm
……ローラが神田S也加ですかい…。
(以前はイギリス版の立派な公式サイトがあったんですが、今ではALWのカンパニーかなんかのサイトのワンコーナーにちょこっと残ってるだけ<ここ>。歌が何曲か聴けるようになってますが。あと関係ないけど、同じサイト内に「By Jeeves」のページもあるんだね…)
(ちなみに、『白衣の女』 は19世紀イギリスのサスペンス・スリラー。女相続人である令嬢ローラの財産をめぐる陰謀に、ローラと個人絵画教師の青年ウォルター・ハートライトのラブストーリーをからめた物語で、1860年に発表されるや大ベストセラーになったそうです。お気に入りの作家コリンズの著作のなかでも、私はこれがいちばん好き。でも何しろ19世紀に書かれた小説なので、この時代のものを読みなれていない人には話のテンポがかなりゆっくり感じられるかもしれません)


一方、劇団四季では来年「Wiked (ウィキッド)」を上演するみたいですね。(先々月に読んだばかりのグレゴリー・マグワイア 『オズの魔女記』 が原作のブロードウェイ・ミュージカル。本の感想はこちら
「ウーマン・イン・ホワイト」はもう「どうでもいいか…」という気分だけど、「ウィキッド」と、2008年に東京公演があるという「Rebecca (レベッカ)」は観てみたいなあ。(あー、でも、どうせならこれを機に 『白衣の女』 を復刊してくれるといいんだけど>岩波書店。ずっと品切重版未定状態なんだもの…)

2006.11.05 21:54 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画&ミュージカル

2006. 11. 02

『ワイルドフェル・ホールの住人』 アン・ブロンテ

The Tenant of Wildfell Hall (1848)
アン・ブロンテ / 山口弘恵 訳 / みすず書房 (ブロンテ全集9)
[ Amazon ]

荒れ果てた古い屋敷ワイルドフェル・ホールに、未亡人のグレアム夫人と名乗る若い女性が幼い息子アーサーを連れ、ひっそりと引っ越してきた。近所で農場を営む青年ギルバート・マーカムは彼女を熱烈に愛するようになるが、グレアム夫人はギルバートに自分の日記を渡す。そこには、十八歳のヘレンが魅力的な男性アーサー・ハンティンドンと愛し合って結ばれるが、堕落しきった夫との結婚生活に苦しみ、彼を正しい道に導こうとするも失敗して絶望する姿が記されていた……。

夫の精神的虐待に耐えかねて、家を出て自立する女性の姿を描いた作品。
以前 『アグネス・グレイ』 を読んだときに悪口大会を開催しましたが、この作品も負けず劣らずおもしろみのない作品でした。堅苦しくって窮屈で、さらに、主人公たち(=著者)の価値観・倫理観に染まぬ登場人物たちには、ことごとく惨めな末路を与えずにはおかないという狭量さ&陰湿さ。もっとも、ロクな家庭教師スキルもないくせに文句だけは一人前なアグネス・グレイに比べれば、本作の主人公のヘレンはドメスティック・バイオレンス夫の元から逃げ出して自立できるだけの行動力を持っているぶん、ずっとマシだけど。(また、両作品とも堕落した上流階級を描いているという点から見れば、「私の考えこそが正しい」という道徳観でもって上流階級を裁く外部者のアグネスと、上流階級に身を置きその堕落に苦しめられる当事者のヘレン、という対比もできますね)
しかし、女主人公が幾分マシな代わりに(?)、物語前半の視点人物でのちの恋人役であるギルバートがとんでもない最低最悪男なのだった……。ヘレンとある男性登場人物の仲を誤解して嫉妬に狂ったギルバート(まだ片想い状態)は、その男性が馬に乗っているところに行き会い、なんと! 相手を乗馬用の鞭で殴りつけて落馬させ、さらに重傷を負った相手をそのまま野原に放置して去ってしまうのです。おいおい、冗談だろ……。おまけに、誤解がとけても、あまり反省もせずに「誤解させるほうだって悪い」とうそぶく始末。これには開いた口がふさがりませんでした……。しかも、アン・ブロンテはこのギルバートを「他の登場人物よりも一段上の存在」として書いているのです。信じられん……。

どこか異教徒的な雰囲気を感じさせる姉二人の作品とは対照的に、アンの作品にはキリスト教色がかなり強く出ています。しかし、ギャスケルなどの同時代の作家の作品に見られるような寛容や赦しに満ちたキリスト教ではなく、地獄や最後の審判などの「罪の意識」が前面に打ち出された、強迫観念めいた宗教。これは厳格なメソジストだった牧師の父や伯母の影響が大きいみたいですが。「悔い改めによる救済」、逆に言えば「悔い改めなければ救われない」という宗教観がアンに、酒びたり・アヘン中毒だった放蕩者の兄ブランウェルをモデルにしてこの作品を書かせることになったようです。ヘレンが罪深い夫アーサーを正しい道に導こうとする姿に、アンは自分と兄の姿を重ね合わせ、愛する兄に真っ当な生き方をしてほしい、そして救われる人間であってほしいという痛切な願いをこの作品に託したのでした。(とはいっても、「罪」の意識にがんじがらめになっているところに、やっぱり私はついていけないけど)

まあね、『アグネス・グレイ』 にしろ、この 『ワイルドフェル・ホールの住人』 にしろ(アンが遺したのはこのニ作品のみ。出版して間もなく亡くなった)、アン・ブロンテの作品にも優れた部分はあるのでしょうね。私も全否定するつもりはない(というより、そんな偉そうなことは出来ない)。でも、どうしても、その堅苦しさや狭量さに対する嫌悪感というか拒絶感が先に立ってしまうのでした。

2006.11.02 22:29 | Comments(0) | Trackback(0) | 海外文学-19世紀

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読んだ本の感想メモ、気になる本の情報など。翻訳小説が中心です。特に好きなのは、海外古典ミステリと19世紀イギリス文学。
[ 管理人 : Rie ]

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