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Reading Diary

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2011. 05. 04

英国時代ミステリ リスト

メモのようなものとして、英国時代ミステリをまとめてみました。
「英国時代ミステリ」の定義としましては、
「英米の現代作家が、19世紀以前のイギリスを舞台に書いた、ミステリー/サスペンス小説」
な感じですが、一部拡大したものも入っています。
だいたい時代順に並んでる……はず。
[最終更新日:2014/11/29]


ピーター・トレメイン 『死をもちて赦されん』 『サクソンの司教冠』 『幼き子らよ、我がもとへ (上)・(下)』 『蛇、もっとも禍し (上)・(下)』 『蜘蛛の巣 (上)・(下)』 『翳深き谷 (上)・(下)』 『修道女フィデルマの叡智』 『修道女フィデルマの洞察』 『修道女フィデルマの探求』
  修道女フィデルマシリーズ。7世紀(660年代)のアイルランド。 (創元推理文庫)

ケン・フォレット 『大聖堂』
  12世紀。大聖堂建設。続編もあり。 (SB文庫 全3巻)

エリス・ピーターズ 「修道士カドフェル・シリーズ」
  12世紀。 (光文社文庫)

アリアナ・フランクリン 『エルサレムから来た悪魔 (上)・(下)』 『ロザムンドの死の迷宮』 『アーサー王の墓所の夢』
  1171年~。女医アデリアシリーズ。 (創元推理文庫)

コニー・ウィリス 『ドゥームズデイ・ブック (上)・(下)』
  14世紀のイングランド。疫病。タイムトラベルもの。 (ハヤカワ文庫SF)

ポール・ドハティ 『教会の悪魔』
  密偵ヒュー・コーベットシリーズ。エドワード1世時代。 (ハヤカワ・ポケットミステリ)

ポール・ドハティー 『毒杯の囀り』 『赤き死の訪れ』 『神の家の災い』
  アセルスタン修道士シリーズ。リチャード2世時代。1377年~。 (創元推理文庫)

ポール・ドハティ 『白薔薇と鎖』
  密偵ロジャー・シャロットシリーズ。ヘンリー8世時代。スコットランド国王ジェームズ4世の死の謎。 (ハヤカワ・ポケットミステリ)

C・J・サンソム 『チューダー王朝弁護士シャードレイク』 『黒き炎 (上)・(下)』 『支配者 (上)・(下)』
  16世紀、ヘンリー8世時代。 (集英社文庫)

カレン・ハーパー 『毒の庭』
  即位前のエリザベス一世が探偵役。 (早川書房 ミステリアス・プレス文庫)

フェイ・ケラーマン 『慈悲のこころ (上)・(下)』
  16世紀末。シェイクスピアが探偵役。 (創元推理文庫)

デイヴィッド・リス 『紙の迷宮 (上)・(下)』
  1719年。 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ローレンス・ノーフォーク 『ジョン・ランプリエールの辞書 (上)・(下)』
  18世紀。 (創元推理文庫)

リリアン・デ・ラ・トーレ 『探偵サミュエル・ジョンソン博士』
  18世紀。 (論創海外ミステリ)

ブルース・アレグザンダー 『グッドホープ邸の殺人』 『グラブ街の殺人』
  18世紀後半。盲目の治安判事サー・ジョン・フィールディング。 (ハヤカワ・ポケットミステリ)

イモジェン・ロバートスン 『闇のしもべ―英国式犯罪解剖学 (上)・(下)』 『亡国の薔薇 (上)・(下)』
  1780年~。解剖学者と提督夫人が探偵役。 (創元推理文庫)

エリザベス・レッドファーン 『天球の調べ』
  1795年。フランス革命。 (新潮社)

P・D・ジェイムズ 『高慢と偏見、そして殺人』
  19世紀初頭。ジェイン・オースティンの続編+ミステリ。 (ハヤカワ・ポケットミステリ)

ジョン・ディクスン・カー 『ニューゲイトの花嫁』
  リージェンシー。 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ケイト・ロス 『ベルガード館の殺人』 『フォークランド館の殺人』 『マルヴェッツィ館の殺人 (上)・(下)』
  1810年代。「社交界の伊達男」ジュリアン・ケストレルシリーズ。 (講談社文庫)

チャールズ・パリサー 『五輪の薔薇』
  19世紀初頭。少年の出生の秘密をめぐる物語。 (ハヤカワ文庫NV 全5巻)

ダフネ・デュ・モーリア 『埋もれた青春(ジャマイカ・イン)』
  1820年代のコーンウォール。若い女性が主人公のサスペンス小説。 (三笠書房)

ダフネ・デュ・モーリア 『レイチェル』
  19世紀中頃のコーンウォール。 (創元推理文庫)

クリスチアナ・ブランド 『領主館の花嫁たち』
  1840年~。ガヴァネスと双子姉妹。 (東京創元社)

マーガレット・アトウッド 『またの名をグレイス (上)・(下)』
  19世紀半ばのカナダ。実際にあった事件を基にしており、雇い主を殺害したとされるメイドが主人公。 (岩波書店)

マイケル・コックス 『夜の真義を (上)・(下)』
  19世紀前半~中頃。 (文春文庫)

コニー・ウィリス 『犬は勘定に入れません―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (上)・(下)』
  ヴィクトリア朝。タイムトラベルもの。 (ハヤカワ文庫SF)

サラ・ウォーターズ 『荊の城 (上)・(下)』
  ヴィクトリア朝。掏摸の少女が令嬢の財産を騙し取るため、メイドのふりをして城館に潜り込む。 (創元推理文庫)

ロバート・ゴダード 『闇に浮かぶ絵 (上)・(下)』
  19世紀。(文春文庫)

ウィリアム・J・パーマー 『文豪ディケンズと倒錯の館』
  1851年。ディケンズが探偵役、ウィルキー・コリンズが語り手。 (新潮文庫)

ケイト・サマースケイル 『最初の刑事―ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件』
  1860年。『月長石』のモデルとなった事件と、スコットランド・ヤード刑事部創設時についてのノンフィクション。 (早川書房)

ピーター・キング 『辻馬車探偵ネッドの事件簿―ロンドン幽霊列車の謎』
  1869年。辻馬車の御者ネッドが探偵役。 (創元推理文庫)

アランナ・ナイト 『修道院の第二の殺人』 『エジンバラの古い柩』 『蒸気機関車と血染めの外套』
  1870年代。エジンバラが舞台。刑事ファロ・シリーズ。 (創元推理文庫)

ミッシェル・フェイバー 『天使の渇き』
  1870年代。小説を書く娼婦と、香水会社の跡取り息子。 (アーティストハウスパブリッシャーズ)

フィリップ・プルマン 『マハラジャのルビー』 『仮面の大富豪 (上)・(下)』 『井戸の中の虎 (上)・(下)』
  1872年~。「サリー・ロックハートの冒険」シリーズ。 (東京創元社)

サラ・ウォーターズ 『半身』
  1874年。孤独な令嬢と謎めいた霊媒の交流。 (創元推理文庫)

ギリアン・リンスコット 『推定殺人』
  1874年。アフリカ探検。 (現代教養文庫)

ロバータ・ロゴウ 『マーベリー嬢失踪事件―名探偵ドジソン氏』 『降霊会殺人事件―名探偵ドジソン氏』
  1885年~。チャールズ・ドジソン(ルイス・キャロル)が探偵役、ドイルが助手役。 (扶桑社文庫)

ナンシー・スプリンガー 『エノーラ・ホームズの事件簿―消えた公爵家の子息』 『エノーラ・ホームズの事件簿―ふたつの顔を持つ令嬢』 『エノーラ・ホームズの事件簿―ワトスン博士と奇妙な花束』 『エノーラ・ホームズの事件簿―令嬢の結婚』 『エノーラ・ホームズの事件簿―届かなかった暗号』
  1888年~。ホームズの妹が主人公。 (小学館ルルル文庫)

キャロル・ネルソン・ダグラス 『おやすみなさい、ホームズさん (上)・(下)』 『おめざめですか、アイリーン』
  19世紀末。「アイリーン・アドラーの冒険」シリーズ。 (創元推理文庫)

デイヴィッド・ピリー 『患者の眼 コナン・ドイルの事件簿』
  19世紀末。ホームズのモデルと言われるベル博士が探偵役、若き日のコナン・ドイルが助手役。イギリスドラマ「コナン・ドイルの事件簿」の小説化。 (文春文庫)

ベロック・ローンズ 『下宿人』
  切り裂きジャック事件(1888年)がモデル。 (ハヤカワ・ポケットミステリ)

アレックス・グレシアン 『刑事たちの三日間 (上)・(下)』 『刑事たちの四十八時間』
  1889年~。スコットランド・ヤード殺人捜査課。 (創元推理文庫)

レイ・ハリスン 『ジョン・ブルの誇り』 『下院議員の死』 『デスウォッチ』
  1890年~。ロンドン市警察の刑事ふたりの警察小説。 (創元推理文庫)

ジーン・スタッブス 『わが愛しのローラ』
  1890年。 (ハヤカワ・ポケットミステリ)

ジャイルズ・ブランドレス 『オスカー・ワイルドとキャンドルライト殺人事件』
  19世紀末。オスカー・ワイルドが探偵役。 (国書刊行会)

アン・ペリー 『十六歳の闇』 『娼婦殺し』
  19世紀。ピット警部シリーズ。 (集英社文庫)

アン・ペリー 『見知らぬ顔』 『災いの黒衣』 『護りと裏切り (上)・(下)』
  19世紀。ウィリアム・モンクシリーズ。 (創元推理文庫)

ピーター・ラヴゼイ 『殿下と騎手』 『殿下と七つの死体』 『殿下とパリの美女』
  19世紀末。殿下シリーズ。皇太子バーティ(のちのエドワード7世)が主人公。 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ピーター・ラヴゼイ 「クリッブ部長刑事&サッカレイ巡査シリーズ」
  ヴィクトリア朝。 (早川書房)

ダイアン・セッターフィールド 『13番目の物語 (上)・(下)』
  19世紀末~20世紀初頭。女性作家の回想。 (NHK出版)

ケイト・モートン 『リヴァトン館 (上)・(下)』
  20世紀初頭。メイドの回想。 (武田ランダムハウスジャパン RHブックス・プラス)

リース・ボウエン 『貧乏お嬢さま、メイドになる』 『貧乏お嬢さま、古書店へ行く』 『貧乏お嬢さま、空を舞う』
  1930年代。英国王妃の事件ファイルシリーズ。ヴィクトリア女王の曾孫の公爵令嬢ジョージーが主人公。 (原書房 コージー・ブックス)

コニー・ウィリス 『ブラックアウト』 『オール・クリア (1)・(2)』
  第二次世界大戦時。タイムトラベルもの。 (新ハヤカワ・SF・シリーズ)

サラ・ウォーターズ 『エアーズ家の没落 (上)・(下)』
  第二次世界大戦直後。 (創元推理文庫)
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* Tag : 歴史/時代もの  

2011.05.04 15:41 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2010. 09. 26

『エアーズ家の没落』 サラ・ウォーターズ



The Little Stranger (2009)
サラ・ウォーターズ / 中村有希 訳 / 創元推理文庫
[ Amazon : 上巻 ] [ Amazon : 下巻 ]

ウォリックシャー州でかつて繁栄を誇った領主のエアーズ家。しかし、第二次世界大戦直後の今日では、残った一族もその住居であるハンドレッズ領主館も没落の一途を辿っていた。領主館で働いていたメイドの息子で長じて医師となったファラデーは、ある日、メイドの往診を頼まれて領主館を訪れたのをきっかけに、エアーズ家の人々と親しくなる。貴婦人そのもののエアーズ夫人、娘のキャロライン、戦争で深い傷を負った息子のロデリック――彼らと親交を深めていくファラデー医師。その一方で、館のあちらこちらで起こる異変が、時代に取り残されたエアーズ家の滅亡を後押ししていくのだった……。

原書が刊行されたときから、翻訳されるのをとても楽しみにしていた作品です。内容紹介を読むと、私の好みド真ん中だったんだもの!
実際に読んでみると、期待にたがわず、とても端正で正統派な「ゴースト・ストーリー」であり、素晴らしいゴシック・ロマンでした(ゴシック・ロマンが「主人公がお城を手に入れようとする物語」だとすれば、あの人物は望んだ形ではなかったとはいえ、自分だけの屋敷を手に入れたのだから。ついでに、ファラデー医師ってファーストネームがないのね……)。シャーリイ・ジャクスンの 『たたり(丘の屋敷)』 と本棚に並べておきたくなりました。
嬉しくなっちゃうほどのイギリス小説伝統の道具立て、それでいて、サラ・ウォーターズ独特の捻りが効いている。読み進むうちに、上で挙げた要素以外にもさまざまな側面を見せ、読者に答えを示唆しつつも、それに限定してしまわない余地を与えている。
あの最後の一文はなんとも素晴らしく、深い余韻を残す。

この作品はまた、お屋敷小説でもあります。過去の輝いていた時代のハンドレッズ領主館、そして現在のだんだんと寂れていく館の情景描写がとにかく濃密で、最初のほうなど、そっちに筆が割かれているためにストーリーはほとんど進んでないんじゃないかと思ってしまったくらい(笑)(もっとも、その陰でストーリーは深く静かに進行していたんだけどね……)
まるで自分もファラデー医師と一緒に屋敷の中を見てまわっているかのように感じられて、これは映像化されたものを是非観てみたいなー、と思ったのでした。

2010.09.26 23:00 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2010. 03. 17

『死の匂い』

Tu vas mourir! (1953)
カトリーヌ・アルレー / 望月芳郎 訳 / 創元推理文庫
[ Amazon ]

大富豪の一人娘ステラは美貌にも恵まれ、奔放な生活を送っていた。だがある日、病に倒れた父を奇跡的に救った青年医師に心ひかれ、結婚することになる。まじめな医学者と虚飾に満ちたステラ。二人の夫婦生活には、初めから不吉な死の匂いがただよっていた……! 名作『わらの女』の作者が、戦慄すべき境遇に陥った悪女をサディスティックな筆致で描く、記念すべき死処女長編。 (裏表紙より)

これが、アルレーの最初の作品なんですね。
アルレー、読むのは3冊目だけど、とってもおもしろい。
フランス産のミステリ/サスペンスって独特の雰囲気があって、ちょっと読みにくかったりするんだけれども、アルレーの作品は読みやすい。比較的短く、緊張感があってスピーディーに話が展開されていくので、最後まで一気に読んでしまう。

この作品の主人公ステラは、「悪女」というよりも「悪妻」、度を越して自己中心的なわがまま妻。
ちょっと乱暴なくくり方をしてしまうと、通常のカップルだったら「私と仕事、どっちが大事なの?!」となる話。しかし、この主人公は、正面切って夫に返事を迫ったりしない。夫を仕事から遠ざけて、自分の傍に置いておくために、どんなことでもやってのける。仕事に没頭していた男から仕事を取り上げて、生きがいがなくなってしまったような男に結婚前のような魅力を感じられるのだろうか(しかも「仕事をさせてくれ」と四六時中責められ続ける状態ですよ)、と私なんぞは思ってしまうのだけど、この主人公の異常な支配欲の前ではそんなことは問題ではないようだ。
結局、夫のスペンサーもやることが普通ではないのだけれど、すべてステラが招いたことなので、まったく同情する気になれないのだった。

ところで、中風って、「冬至にカボチャを食べると中風にならない」とは聞くけれども、実際にどういった病気かというとピンとこないな。

2010.03.17 19:01 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2009. 09. 13

『ホワイトストーンズ荘の怪事件』

Double Death (1939)
セイヤーズ、クロフツ他 / 宇野利泰 訳 / 創元推理文庫
1985-03
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遺産目当てに殺されそうだと訴える老夫人。そこで、はるばるロンドンからヴェテランの看護婦が呼ばれることになった。ところが、屋敷に到着する前、乗換え駅で、彼女は何者かの手で毒殺されてしまった。そして、さらに……!? 連続殺人の謎を追う警部の捜査。二転三転するプロット、意外な結末。第一線の作家が連作した話題の推理長編。 (裏表紙より)

ドロシー・L・セイヤーズ、クロフツ、ヴァレンタイン・ウィリアムズ、F・テニスン・ジェス、アントニー・アームストロング、デイヴィッド・ヒュームによるリレー推理小説。
この手のリレー小説は、話の出来なんてのは二の次で、黄金期探偵小説作家たちの豪華な共演(とは言っても、セイヤーズとクロフツ以外は、現代日本人にとっては馴染みの薄い作家だが)を楽しむものではあるけれど、それにしたって、いまいち冴えない作品だった。なんか地味なんだよなー。

各作家の受け持ちの章の終わりに、執筆時の構想を示す「作家ノート」がついていて、それがこのリレー小説の最大の特色だと言えるのだけれど、かえって逆効果になっているような気がする。後のほうの作家になるにしたがって、前の作家たちの執筆部分に文句をつけ、修正や書き直しを要求し始めるのだ。それじゃあ、リレー小説の意味ないじゃん!

特にひどいのが、F・テニスン・ジェス。彼女の章のやたら感傷的な文章とベタベタな展開にすでに閉口気味だったのだけど、その作者ノートでの、先行の作家たちへのおべっか使いと、そんな下手に出るふりとは裏腹な出しゃばりっぷりときたら。この作家の長編は多分翻訳されていないだろうけれど、翻訳されたとしても、絶対に読みたいとは思わない(笑)。

まとめ役のデイヴィッド・ヒュームの最終章は、これまたつまらないことこの上ない解決だけれど、なんとかそつなくまとめようと思ったら、ああいう解決にでもしておく他ないのかもしれない。

2009.09.13 23:44 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2009. 04. 25

最近読んだ海外ミステリ2冊

来月、徳間書店から、ダイアナ・ウィン・ジョーンズのクレストマンシーシリーズ最新作が出るようですね。やっと翻訳されるのかー、楽しみだー。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-19-862742-3&Sza_id=MM
[5/20訂正] 『魔法の館にやとわれて』 やっと本屋で購入できて、訳者あとがきだけチラッと見たんですが(本編は週末にゆっくり楽しむ予定)、これはシリーズ最新作ではなかったですね……すみません(でも、徳間のサイトに「最新作」って書いてあるんだよね…)。ほんとの最新作 『キャットと魔法の卵』 は今年8月に翻訳が出る予定だそうです。そっちも嬉しいけれど、ハウルの続編は~?

それから、来月の光文社古典新訳文庫は、ジーン・ポーターの 『そばかすの少年』。以前、角川のマイディア・ストーリー文庫から出ていた作品なんですが、なんとなく意外なチョイスだ。私はこれの続編の 『リンバロストの乙女』 が好きなので(主に前半部分)、そっちも出してくれないかなぁ。

以下は、先々週に読んだランダムハウス講談社文庫のミステリー小説2冊の読了メモ。
最近、読書時間が細切れにしかとれないせいか、話の内容がなかなか頭の中に入ってこない。感想もそんな感じ……。


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ブラン・マントー通りの謎 (ニコラ警視の事件 1)
L’énigme des Blancs‐Manteaux (2000)
ジャン=フランソワ・パロ / 吉田恒雄 訳 / ランダムハウス講談社文庫
2008-11

イギリスとの戦に明け暮れていたルイ15世治下のフランス。ブルターニュから上京し、パリ警察総監の下で見習い警視を務める若きニコラ青年は、ある警視の失踪事件の担当を命ぜられ困惑していた。なぜ経験もない自分が任命されたのか? 悩みつつも捜査を開始したニコラだが、失踪事件はやがて陰惨な殺人事件へ、そして王宮をもおびやかす一大事へと発展する……。18世紀のパリを鮮やかに描いたフランスの人気シリーズ登場! (裏表紙より)

真相の意外性などはあまりないのだれど、読みやすいし、料理の描写がとってもおいしそう~。2・3作目も邦訳が決定しているそうで、出たら読みます。
でも、シリーズものとしては、主人公のニコラにもうちょっとキャラ立ちがほしいな……。見習いという割には頭が切れすぎなような気がするし、それでいて料理人のおばちゃんたちに好かれるような人の良さがある好青年という設定なんだけど、読んでいてもいまいち伝わってこないんだよな……。


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ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫)
Christine Falls (2006)
ベンジャミン・ブラック / 松本剛史 訳 / ランダムハウス講談社
2009-04

<聖家族病院>の病理医クワークは死体安置室の遺体にふと目を止めた。救急車で運び込まれたクリスティーンという名の美しい女性で、死因は肺塞栓。明らかに出産直後と見える若い女性が肺塞栓とは? 死亡診断書を書いた義兄の産婦人科マルの行動に不審を抱いたクワークは再び安置室を訪れる。だが、遺体はすでに運びだされていた! 1950年代のダブリンを舞台に、ブッカー賞作家が別名義でミステリに初挑戦した話題作。 (裏表紙より)

2005年のブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが、別名義で書いた作品。
孤児のクワークは、ギャレット判事に引き取られ、その息子のマラカイ(マル)と兄弟のように育った。マルの妻サラは、クワークの亡き妻デリアの姉で、昔愛した女性でもある。サラとデリアの父親であるアメリカの実業家クロフォードも絡んできて、謎解きというよりは、クワークの家族の話といった趣きが強い。
以前読んだバンヴィル名義の 『バーチウッド』(→感想) が素晴らしかったので、この作品も期待して読んでみたんだけど……。よく書けたミステリー小説ではあるんだろうけれど、「ブッカー賞作家が別名義でミステリに初挑戦した話題作」というほどの「違い」は、正直、私にはわからなかった。人物設定と人間関係(すれ違いの結婚をしてしまった夫婦、両親に結婚を反対される若い娘など)がかなり類型的に思えたのが、大きな原因かもしれない。

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2009.04.25 17:09 | Comments(2) | Trackback(1) | ミステリ&サスペンス

2009. 04. 12

時代ミステリ×2

今日はとても天気が良くて、暑かった。
これから来る暑い夏のことを思うと、うんざりします……。


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ニューゲイトの花嫁 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
The Bride of Newgate (1950)
ジョン・ディクスン・カー / 工藤政司 訳 / 早川書房

ニューゲイト監獄に、美貌の令嬢キャロラインが死刑囚ディックを訪ねてきた。祖父の遺産を継ぐため、遺言どおり二十五歳前に結婚しようと死刑を控えた彼を相手に選んだのだ。が、結婚式の後、事態は急変した。ナポレオン敗北に伴う情勢の変化で、ディックが釈放されたのだ。実は彼は身に覚えのない殺人罪で投獄されていた。復讐に燃える彼は、真犯人を見つけられるのか? 著者の時代本格の嚆矢となった傑作。改訳決定版。 (裏表紙より)

リージェンシー(摂政時代)が舞台。本格推理というより、決闘とか出てきて、冒険活劇っぽい。事件の真犯人については、伏線はちゃんと張られているものの、どんでん返しのための真犯人、って感じだ。
これ、恋愛関連の部分がものすごーく納得いかない。彼女はどうしてあんなに気の毒な目に会わなきゃいけないのだ? もう一人の女より、彼女のほうがよっぽど良いと思うのに。


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彩られた顔 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
The Painted Face (1974)
ジーン・スタッブス / 北見麻里 訳 / 早川書房

(表紙写真とリンク先は洋書)

19世紀末のロンドン。少年時代のニコラス・カラディーンは、ワイン商を営む父、若く美しいフランス人の継母ガブリエル、異母妹オデットにかこまれて、申し分なく幸せだった。特にガブリエルとオデットを熱愛したニコラスだったが、パリから届いたオデットの悲報によってその幸福な日々は突然終わった。それから20年経った1901年、画家として名の売れたニコラスは、偶然見つけたガブリエルの日記を読んで愕然とする。そこには、オデットがパリからスイス国境に向かう列車の事故で悲惨な最期を遂げたことが記されていた。父からはオデットは熱病のために死んだのだと聞かされていたニコラスは、妹の死の真相を確かめるため、元スコットランドヤード警部リントットの助力を得て、パリへと向かう……。

『わが愛しのローラ』(→感想) のリントット警部が再登場。
ポケミスに入っているものの、ミステリ要素は薄くて、かなりメロドラマ調。しかし、ヴィクトリア朝末期とエドワード朝初期のロンドンとパリに生きる女性たち(ガブリエルだけでなく、その忠実な乳母やカラディーン家の家政婦、ニコラスがパリで出会うナタリーとクレール姉妹、それにリントットの妻や娘など)を細やかに描いていて、その点では読み応えがある。(イギリス人とフランス人を対照的に描いていて、フランス人賛美の部分がちょっと鼻についたのだけど)

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2009.04.12 23:57 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2009. 03. 01

『シャーロック・ホームズの科学捜査を読む』

The Science of Sherlock Homes (2006)
E・J・ワグナー / 日暮雅通 訳 / 河出書房新社
2009-01
[ Amazon ]

「ホームズ物語」を手がかりに、19世紀の実際の事件や実在の人物を数多く取り上げながら、指紋、血痕、毒物、変装、弾道学などの精緻な科学捜査や法医学の魅惑的な世界を初めて紹介。シャーロッキアン必携。犯罪捜査の驚くべき発達史。2007年度MWA(米ミステリ作家クラブ)賞評論・伝記部門賞受賞。 (「BOOK」データベースより)

「ヴィクトリア時代の法科学百科」と副題がついているけど(これは日本のオリジナル?)、それだとちょっと時と場所を限定しすぎだよなぁ。ヴィクトリア朝のイギリスが中心ではあるんだけど、もう少し広範囲の時代(18世紀~第二次大戦くらい)と場所(フランスを主とするヨーロッパやアメリカ)における科学捜査の歴史を、ホームズからの引用を交えながら、読みやすく解説したもの。シャーロッキアン向けなだけでなく、黄金期あたりの探偵小説を読むときにも役立ちそう。
実際に起きた犯罪事件の話が多数出てくるのがおもしろかった。時として「事実は小説より奇なり」だったりする。でもまあ、探偵・推理小説って、事実を元にして小説が書かれたり、逆に、小説の一部を元に犯罪が行われることもあったりして、「事実」と「小説」が密接につながることが特に多いジャンルではあるよね。

2009.03.01 18:24 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

2009. 01. 07

『空のオベリスト』 C・デイリー・キング

世界探偵小説全集21
Obelists Fly High (1935)
C・デイリー・キング / 富塚由美 訳 / 国書刊行会
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「4月13日正午、お前は死ぬ」国務長官の緊急手術に向かう著名な外科医カッター博士に送りつけられた不気味な犯行予告。ニューヨーク市警の敏腕刑事ロード警部は、あらゆる事態を想定して警護にあたったが、ニューヨークを飛び立って数時間後、その目の前で博士は倒れた――。上空数千フィート、空の密室ともいうべき飛行機の中で、果たして何が起きたのか。エピローグを巻頭に配した構成、手がかり索引など、さまざまな技巧を駆使し、フェアプレイを掲げて読者に挑戦する、パズラー黄金期の旗手キングの幻の名作。 (カバー折込より)

これって、構成とかが凝っているのはいいんだけど、あちこちで話が破綻してるんじゃないかなあ……?

【以下、ネタバレにつき反転】
  • カッター博士の喉を切り裂いた犯人は、凶器のブローチが機内に戻されていることから、飛行機に戻ってきた人間に限られる。それはスチュワーデスの証言により、フォンダとティンカムの二人。その後、フォンダのアリバイが証明された時点で、残るティンカムが犯人だということになる。これは読者には簡単にわかることだろう。しかし、探偵役のロード警部はこんな単純なことにまったく気づかずに、自分が反感を持っているアイザを犯人に仕立て上げることに躍起になっているのである。読者にはとっくに(切り裂きの)犯人わかっているのに、何をチンタラやってるんだよ。

  • そもそも、カッター博士の喉を切り裂く必要がどこにあるのか? すでに死んでるのに。博士がまだ生きていると思い込んでやったというのなら、納得できる。しかし、その行為に及ぶ前に「カッターの遺体を上から照らし、注意深く観察をはじめた。ふいにその人物は叫び声を発して顔を上げた(p148)」とある。これは、生きていると思っていた博士がもう死んでいることを発見して驚いたということだろう。なぜ「叫び声を発し」たのか他の解釈があるとしても、いずれにせよ、博士が死んでいるのには気づいたはずで、死人の喉を切り裂いてどうしようって言うんだ? フォンダに罪をなすりつけようとしたのだとしても、博士の遺体がいずれ司法解剖されることを考えれば、無駄な工作だということはすぐにわかるだろうし。

  • 博士がカプセルを吸い込んで倒れたときに、ポンズ博士が死亡確認をしている。この時点でポンズはロード警部の工作を知らされていないので、この死亡確認は事実だと考えられる。しかし、ロード警部の工作が明らかにされたときに、この件が問題にされていないのはおかしい。

  • 「近親相姦」は性的行為を指すのだから、妹に対する兄の/母に対する娘の精神的な独占欲を「近親相姦」というのは不適切だろう。ただ、これは原文ではどうなっているのかわからないので、翻訳上の問題かもしれないけれど。

  • しかし、探偵役の人物が大失敗しまくり、しかも、それが表立って書かれていない、という点はおもしろかったな(プロローグや「手がかり索引」を読めば、ロード警部がどんな失敗をしたのか読者自身で読み解けるという仕掛け)。ロード警部、踏んだり蹴ったりで散々だよなあ。実はフォンダに毒殺までされかかってるんだよねえ……。

    ※私の解釈が間違っているという部分がもしありましたら、コメント欄で指摘していただけるとありがたいです。

    C・デイリー・キングは以前読んだ 『タラント氏の事件簿』(→感想) がおもしろかったのだけれど、本作では一部の登場人物の描き方が偏りすぎているように思えて、他の作品読む気が失せた。

    * Tag : 世界探偵小説全集  

    2009.01.07 23:47 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

  • 2009. 01. 05

    『ルルージュ事件』 エミール・ガボリオ

    L'Affaire Lerouge (1866)
    エミール・ガボリオ / 太田浩一 訳 / 国書刊行会
    2008-11
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    1862年3月6日、パリ近郊のラ・ジョンシェール村で、寡婦クローディーヌ・ルルージュが殺害死体で発見された。夫人は素性を周囲に明かしておらず事件は謎につつまれる。隠された夫人の過去にはいったい何があったのか。思わぬ展開を見せる事件の前に、素人探偵タバレの親父がたどりついた驚愕の結末とは――。 (帯より)

    世界最初の長編ミステリ。(『月長石』よりもこちらのほうが2年早いらしい)
    とは言っても、探偵役の警察の密偵タバレ(別名チクロレール)が推理するのは冒頭部分くらいで(この部分は、殺害現場に残された足跡や葉巻の吸殻などのわずかな痕跡から、犯人の年恰好や犯行時の行動を詳細に説明してみせるという名探偵ぶり。その後、たいした偶然から被害者の過去を知ることになるという展開には面食らったけれど。確かに「思わぬ展開」だよ)、大部分は、名門の伯爵家の秘密をめぐる話という、大衆小説(フランスにおいては「新聞連載小説」と言ったほうがふさわしいのかな)の趣が強い。謎解きの要素が少ないのは別にいいんだけれども、問題なのはその大衆小説としてあまりおもしろくないことだ。ひとつひとつの話が長くてなかなか先に進まず、19世紀の悠長な長編小説をいつも好んで読んでいる私から見ても、「おじいちゃん、その話はさっき聞いたよ」「おじいちゃん、話が長いよ!」と言いたくなる。ストーリーだけ取り出してみれば(探偵小説の流れ的にも)そんなに悪くないと思うんだけど、でも、読んでいるとちょっと退屈。登場人物たちも、コマラン伯爵とかダルランジュ公爵夫人とかちょっと特徴的だけれども、強く印象に残る人物にまではなりきれていなくて、なんか一味足りない感じだし。

    タバレとコマラン伯爵に対しては、自分のことを棚にあげて他人を批判する場面のたびに、「元はと言えば、テメーのせいだろ!」と言いたくなった。
    結構好きだったのはジュリエットだな。結末部分の予想外の言動が。逆にクレール嬢は、ダビュロン判事のところに「友情」を求めてやってくる場面がなんて無神経なんだろうと思った。恋人のことしか見えていないってことなんだろうけど、本人の意図しないその残酷さがキツすぎる……。

    2009.01.05 23:50 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

    2008. 12. 29

    まとめて手抜き感想 その1

    年末なので、たまっていた感想文をまとめて片付けてしまおうという試み。
    2~3ヵ月前に読んで、記憶が薄れかけているものもあるので、いいかげんなこと書いている部分とかあっても許してください……。
    まずはサスペンス小説編。

    ***********************************************

    ビューティ・キラー(1) 獲物
    Heartsick (2007)
    チェルシー・ケイン / 高橋恭美子 訳 / ヴィレッジブックス
    2008-06

    2年前、美貌の女性連続殺人鬼グレッチェンから、想像を絶する苛烈な拷問を受けた刑事アーチー。心も体も癒えぬまま復職した彼を待ち受けていたのは、女子高生を狙う〈放課後の絞殺魔〉だった! 一方、そのアーチーを密着取材することになった若手女性記者のスーザン。アーチーの過去の事件を追ううち、グレッチェンとアーチーの恋愛ともいえる不思議な関係を知ることになる。取材過程でグレッチェンと面会することになったスーザンは、〈放課後の絞殺魔〉解決に意外な手がかりを与えることになる。心に傷を持つアーチーとスーザンの葛藤、グレッチェンの呪縛からふたりは逃れられるのか?! 大型新人の驚異のデビューサスペンス! (出版社の内容紹介より)

    2年前の事件の傷が身体的にも精神的にも癒えぬアーチーと、刑務所のなかから彼に力を振るい続けるグレッチェン、この二人の異常な関係がなかなかおもしろい。スーザンがでしゃばっているのが正直言って邪魔に思えるんだけど、実は彼女は現在の事件にはなくてはならぬ存在なんだよな……。(でもまあ、いろいろと傍迷惑な女に思える)
    2巻目は来年出る予定みたい。

    ***********************************************

    バスルームから気合いを込めて (集英社文庫)
    Eleven on Top (2005)
    ジャネット・イヴァノヴィッチ / 細美遥子 訳 / 集英社
    2008-07

    ステファニー・プラムシリーズ11作目。バウンティ・ハンターの仕事に嫌気がさして転職活動を始めたステフだったが、そこは彼女のこと、すんなりといくわけがなく……。
    今回、モレリがかなり悲惨な目にあっているのだけど、このシリーズにおいてはあまり大したことではないように思えてくる不思議……(笑)。

    ***********************************************

    女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
    What The Dead Know (2007)
    ローラ・リップマン / 吉澤康子 訳 / 早川書房
    2008-01

    それはありふれた自動車事故だった。加害者の中年女がこう言うまでは。「わたしはベサニー姉妹なの」――30年前、15歳の姉と11歳の妹が忽然と消えた。警察の捜査もむなしく姉妹は見つからず、事件は忘れ去られた――この女は主張どおり行方不明の姉妹の一人なのか? だとしたらいま名乗り出た真意は? 不可解な証言の中からやがて哀しくも恐ろしい事実が明らかに……華々しい受賞歴を誇る著者による女たちの秘密の物語。 (裏表紙より)

    私立探偵テス・モナハンシリーズが翻訳されている(私も以前何冊か読みました)リップマンのノン・シリーズ作品。
    アンソニー賞・マカヴィティ賞・バリー賞と、今年の賞を獲りまくっている印象だったので、興味を持って読んでみたんだけど……。結構長い話(550ページ)に付き合ってきて、姉妹失踪の真相それかよ、と脱力気分に……両親がとても気の毒に思えた。登場人物たちの行動や感情に納得がいかない部分も多いし、女性たちの内面描写はみっちりと書き込まれているのだけど、それも大どんでん返しを狙ったせいで焦点がぼやけてしまったように感じられる。
    あと、ソーシャルワーカーのケイはもっとベサニー(と名乗る女)と絡むかと思ったのに、単なる宿・メシ・アッシー要員で終わっちゃうとは……。

    2008.12.29 18:05 | Comments(0) | Trackback(0) | ミステリ&サスペンス

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